2024年7月14日日曜日

のけもの国家の指導者が戦争を準備している?

Last week, the two eminent analysts dropped a bomb - so to speak - in stating their belief that the pariah state's leader is preparing for war.


イギリス BBCの2024.1.23の記事、"Kim Jong Un: Is North Korea's leader actually considering war?" より。


◆ だいたいの発音:

Last week, the two eminent analysts
ラスト ウィーク ザ トゥー エミネント アナリスツ
dropped a bomb - so to speak -
ドロップト ア ボム - ソゥ トゥ スピーク -
in stating their belief
イン スティティング ゼア ビリーフ
that the pariah state's leader
ザット ザ パライア ステーツ リーダー
is preparing for war
イズ プリペアリング フォー ウォー


※ 発音はWebの読み上げサービスで確認するといいです。


◆ 意味

_ Last week 先週, the two eminent analysts 二人の著名なアナリストが dropped a bomb 爆弾を落とした 

eminent は「著名な」。


_ so to speak いわば 

この「いわば」は直前の dropped a bomb が本物の爆弾を落としたわけじゃないことを言ってます。


_ in stating their belief 彼らの確信を表明することによって

stating の原形は state。「~を明言する、はっきり言う」。

〈in + -ing[動名詞]〉 でここでは「~することによって」「~した結果」。


_ that the pariah state's leader そのパーリア国家のリーダーが is preparing for war 戦争を準備しているという[→ 彼らの確信]

この that以下の節は直前の their belief の内容(their belief と同格)。

「パーリア国家」というのは ― 知らなかったので調べました  ― 国際社会から孤立している国のこと。

パリアは、もともと「インドの下層民」のこと。


ここまでをくっつけて全文を見ると、

Last week 先週, the two eminent analysts 二人の著名なアナリストが dropped a bomb 爆弾を落とした - so to speak いわば(爆弾みたいなものだ) -  in stating their belief 彼らの確信を表明することによって that the pariah state's leader そのパリア国家のリーダーが is preparing for war 戦争を準備しているという[彼らの確信].


◆ 訳

先週、二人の著名なアナリストが、爆弾 ― と言っていいようなもの ― を落とした。こののけもの国家の指導者が戦争を準備しているという彼らの確信を表明したのだ。


◆ 記事のタイトル

Kim Jong Un: Is North Korea's leader actually considering war?

金正恩:北朝鮮の指導者は実際に戦争を考えているのだろうか。


(ここまで)






2024年6月26日水曜日

女性に厳しい神

Ever since Eve bit into an apple in the Garden of Eden, God has been rough on women.


The New York Times の 2018.3.31の記事、God and Her (Female) Clergy のリード文からです。


□ カタカナ発音:

Ever since Eve bit into an apple 
エヴァシンス イーヴビットイントゥアンナプル

in the Garden of Eden
インザガーデンオヴエデン

God has been rough on women
ガッド ハズビーンラフオンウィミン


□ 語句:

_ ever since ~ : ~以来ずっと
_ bit : bite の過去形
_ bite into : 〈果物など〉にかじりつく
_ be rough on ~ : ~に酷だ, ~につらく当たる
_ have been ~ : ずっと~だ(現在完了形)


□ 訳例: 

Ever since Eve bit into an apple in the Garden of Eden, God has been rough on women.

エヴァがエデンの園でりんごをかじって以来、ずっと神は女性に厳しかった。


(以上)


2022年12月11日日曜日

さいしょはハックされたのかと思ったけど...

 “I thought I’d been hacked. It turned out I’d been fired”: tales of a Twitter engineer


イギリスの週刊新聞 The Economist の 2022.12.02 の記事のタイトルからです。

→ “I thought I’d been hacked. It turned out I’d been fired”: tales of a Twitter engineer


◆ 大まかな発音:

 “I thought I’d been hacked.
アイソート アイドビーンハックト

It turned out I’d been fired”: 
イットターンドアウト アイドビーンファイァド

tales of a Twitter engineer
テイルズオブア トゥィッターエンジニァ


◆ 意味

□ I thought : 私は...だと思った・考えた


□ I'd been hacked = I had been hacked

had been で過去完了。つまり話題の中心となる過去の時点より、時間的に「前の」状態を表しています。

ここでは、直前の I thought が過去形なので、「私が思った」より以前のことを had been ... は表現しています。

had been hacked の been hacked で受動態になります。

hack には「たたき切る」、たとえば「木を切り倒す hack a tree」という意味がありますが、ここでは「コンピューターのシステムに不正に侵入する」といういみの「ハック」です。

「ハッカー hacker」は「hackする人」、つまり「コンピューターのシステムに不正に侵入する人」 。

I'd been hacked. で「ハックされてしまった」。


□ I thought I’d been hacked. 

「ハックされたのかと思っていました。」


□ It turned out I’d been fired.

turn out は「...ということがわかる、判明する」という表現。

主語の it はいわゆる形式主語で、じっさいには後半の I'd been fired を指しています。

つまり、「〈 I'd been fired 〉ということが判明した」です。


□ I'd been fired

had been fired で「fireされた」。さっきの文と同じ構造です。(過去完了と受動態)。

fire は「炎」ではなく、「解雇する」「くびにする」。

つまり「私は解雇されてしまった」。

It turned out I’d been fired. 「自分が解雇されたということがわかった。」


□ : 

「 : 」は句読点のひとつで、コロン(colon)。

コロンのあとには「説明」や「引用」などが続きます。

訳すと「つまり」「すなわち」「というのも」という感じ。


□ tales of a Twitter engineer

「ツイッターのエンジニアの話」。

tale は「物語、話」。


□ “I thought I’d been hacked. It turned out I’d been fired”: tales of a Twitter engineer

あるツイッターエンジニアの物語「ハックされたのかと思ってましたが、くびになったってわかったんです。」


(ここまで)


2022年10月23日日曜日

イランの女性たちが変革への戦いをリード

In a country where a man’s voice has historically been louder, the women of Iran now lead the fight for change.


ニュース雑誌 Time のWebサイト、2022.10.5 の記事、Why Iranian Protesters Chant 'Woman, Life, Liberty' からです。


記事のタイトル、

   Why Iranian Protesters Chant 'Woman, Life, Liberty'

は、

   イランの抗議者たちが「女性、命、自由」をスローガンにするわけ

という感じです。

chant は「を(大声で)何度も言う」「(スローガン)を繰り返し言う」「をシュプレヒコールする」。

※「シュプレヒコール」の意味がわからない人がいるかも。 ググってください!


まず発音を大まかに確認しておきましょう。

In a country where a man’s voice
インナカントリィ ウェア アマンズヴォイス

has historically been louder, 
ハズヒストリカリイ ビーンラウダァ

the women of Iran now lead the fight for change. 
ザウィミンオヴイラン ナウ リードザファイトフォチェインジ


では、文を前から見ていきましょう。

◇ In a country 
(或る)国で(は)

◇ where a man’s voice has historically been louder,

この where は「関係副詞」。

この部分全体が、直前の名詞「a country」を修飾しています。つまり「~な国では」となります。

_ a man’s voice 「男性の声が...」。これが次の has ... been の主語。

man は「人間」となるときもありますが、今回は、この後出てくる「the women」との対比になっているようなので、「男性」としておきます。

_ a man's voice has historically been louder

「男性の声のほうが(ずっと)歴史的により大きかった」

この現在完了は「継続用法」でしょう。

「historically 歴史的に、歴史上(ずっと)~だった」というかんじ。

louder はもちろん loud ([声や音が]大きい)の比較級。


◇ In a country where a man’s voice has historically been louder

「歴史的に男性の声のほうがより大きかった国で」


◇ the women of Iran now lead the fight for change.

「イランの女性たちは今や変革への戦いをリードしている」


◇ 全体で:

In a country where a man’s voice has historically been louder, the women of Iran now lead the fight for change.

歴史的に男の声のほうがより大きかった国で、いまやイランの女性たちは変革への戦いをリードしている。


◆ 単語の確認

声: voice
歴史的に: historically
(声・音が)大きい: loud
導く, 先頭に立つ : lead
戦い: fight


[ここまで]


2022年8月24日水曜日

駅への道を教えてください(高校入試の英語)

高校入試のための英語です。


◆ 道を教える

「私に英語を教える」だと teach me English だけど、「私に道を教える」だと show/tell me the way となる、

つまり、teach ではなく tell または show を使う。

show は「示す」という感じで、地図で道を示してやったりする感じ。

tell だと「話して教えてやる」感じ。

teach は「知識(学問)、技術を教える」こと。


◆ ~への道

「~への道」は the way to ~。

「駅への道」だと the way to the station。

駅への道を教えてくれっていうときは、その駅が「どの駅」かはもちろんわかって聞いているわけだろうから、 a staion じゃなくて the station にしよう。


◆教えてしてください

「教えてください」は、ていねいな命令文にして Please show/tell ...とか。

あと、Would you show/tell ... でもいいですね。


◆ 駅への道を教えてください。

Please show me the way to the station.

Please tell me the way to the station.

Would you show me the way to the station?

Would you tell me the way to the station?


[ここまで]


2021年1月9日土曜日

君を愛するために生まれた(高校入試の英語)

I was born to love you with every single beat of my heart. 

[Freddie Mercury]


イギリスのロックグループ Queen の1985年の曲  "I Was Born To Love You" の冒頭の一節。

歌詞はボーカルのフレディ・マーキュリー。


【発音】

I was born to love you
アイ ワズボーン トゥ ラヴユー

With every single beat of my heart
ウィズエヴリシングルビート オブマイハート



【解釈】

◇ I was born 
   私は生まれた

be born で「生まれる」。 born はもともとは「(子)を生む」という意味の動詞 bear の過去分詞から。

なので be born は「生まれられる(?)」っていう受動態から?


◇ I was born to love you

   私は君を愛するために生まれた

to不定詞(to+動詞の原形)で「~するために」。

「~するために」は動詞(ここでは was born)を修飾するので「副詞句」。つまりいわゆる副詞的用法。

◇ with every single beat of my heart
   私のハートの鼓動(ビート)の一つひとつで

every のあとに来る名詞は複数ではなく単数形なので beat(鼓動)は単数形。

この前置詞 withは「~でもって」という感じ。


全体で:

I was born to love you 
With every single beat of my heart. 

お前を愛するために生まれた
おれのハートのビート一つひとつで


続く歌詞:

Yes, I was born to take care of you
Every single day of my life

イェス アイワズボーントゥティ(ク)ケアオヴユー
エヴェリシングルデイ オヴマイライフ

そう、俺はお前を大切にするために生まれた
おれの人生の一日一日ごとに


◇ I was born で始まる歌でもう一つ有名なのは、Sam Cooke(サム・クック)という人が歌った "A Change Is Gonna Come" 。 こちらは 1964年。

I was born by the river in a little tent.

アイワスボーン バイザリヴァ イナリトルテント

俺は川沿いの小さなテントで生まれた。




2021年1月5日火曜日

助けてくれる友達(高校入試の英語)

 前回(「住む家がない・遊ぶ友達がいない」)に関連した表現。

「私には助けてくれる友達がいない。」


「私(に)は友達がいない」は、

I have no friends.

「助けてくれる友達がいない」は、

「私を助けてくれる → 友達」と考えて、

I have no friends to help me.

と to help me「私を助ける」を加えます。