( Charles Dickens, "A Christmas Carol" )
チャールズ・ディケンズ 『クリスマス・キャロル』 の冒頭の続きです。
いま翻訳で読んでるのですが面白い! です。
今日の箇所は、
There is no doubt whatever about that.
発音は、
There is
ゼアイズ(ゼアリズ)
no doubt whatever
ノウダウト ワァットエヴェァ
about that.
アバウト ザット
前から見ていきます。
> There is ...
...がある
> There is no ...
いかなる...もない
> There is no doubt ...
いかなる疑いもない
※ doubt は「疑い」という意味。むかしトランプのゲームでダウトというのがあって、怪しいカードを場に出したプレイヤーに向かって「ダウトォ」って言うみたいなゲームでした。
※ doubt は[ダウト]で、[ダウブト]とは読みません。なぜか -b- は無視します。
> There is no doubt whatever ...
少しの疑いもない
※ whatever はここでは「否定の強調」の役割をしています。
※ 「少しの疑いもない」「いかなる疑いもない」「全く疑いない」という感じです。
※ この例(no doubt whatever)のように、no のついた名詞の後ろについたりします。
※ no doubt だけでも「いかなる疑いもない」 というニュアンスがあるので、それをさらに強くしてる感じでしょう。
> There is no doubt whatever about that.
そのことについてはまったく疑いの余地がない。
最後に全文で確認します。
Marley was dead: to begin with. There is no doubt whatever about that.
マーレーは死んでいた。 それはまず第一に言えることだ。 そのことにはいかなる疑いもない。