小学生のための英語 第二回目です。
※ → 第一回目 「アイ ラブ ユー」から始めよう
前回の宿題、やってくれましたか。
(「は〜い」という声)
では、「ぼくはきみが好きだ」を英語で言って書いてみてください。
そうですね。
「アイラヴユー」
I love you.
でした。
I love you. はとても大事なことば。
だって誰(だれ)かが誰かを愛してる、好きだ、大切に思ってるってことを表現(ひょうげん)しているのだから。
なので、よく歌の歌詞(かし)でも使われています。
ちょっと古いけど AKB48の「ヘビロテ」の他にも、もっと古い尾崎豊(おざきゆたか)の「 I love you. 」 とか。 もちろん英語の歌でも。お家の人や知り合いの人、学校の先生にも知っているか聞いてみましょう。
ところで、I love you. は、
「私は」 「愛している」 「あなたを」
の語順(ごじゅん → 単語が並ぶ順番 )になっていました。
このように、英語の文の言葉(ことば)の並び方は、基本的(きほんてき)にこういった「〜は」「〜する」「〜を」という順番 (語順) になっています。
ではここで問題です。
I love you. をヒントにして、「あなたは私を愛している(あなたは私に恋してる)。」という文を作ってみましょう。
...。 (考えている時間)
英語の語順だと、
あなたは 愛している 私を
となりそうです。
そうすると、
あなたは 愛している 私を
You love I
となるから、つまり、
You love I.
でいいのかな?
ブッブー!
You love I.
は☓(ばつ)なのです。
どこがいけないのか?
「『私を』 愛している」 という場合(ばあい)は、 I ではなくて別の単語を使います。
それは、
me
です。
発音は「メ」 じゃなくて 「ミー」 となります。
なので、「あなたは私を愛している」 は
You love me.
ユー ラヴ ミー
となるのです。
つまり、 I は 「私は」 で、 「私を」 は me なのです。
でも、「あなたは」 と 「あなたを」 は どっちも you ( You ) でいいのです。
むむむ。
言葉ってめんどくさい!
でも言葉を学ぶといっぱいいっぱいいいことがありますよ!
あと、 I (私は) は 文の最初でも文の途中でも常に大文字の I で書きます。
小文字の i と書くことはありません。
それ以外のほとんどの単語は 文の最初のときだけ、一文字目を大文字にして、文の途中では全部小文字で書きます。
だから、
I love you.
のときの you は全部小文字で、
You love me.
のときの you は、You となります!
じゃ、また!
それから何度も紙に書いてみてね。
みんなに love が染(し)みこむように!