2021年1月9日土曜日

君を愛するために生まれた(高校入試の英語)

I was born to love you with every single beat of my heart. 

[Freddie Mercury]


イギリスのロックグループ Queen の1985年の曲  "I Was Born To Love You" の冒頭の一節。

歌詞はボーカルのフレディ・マーキュリー。


【発音】

I was born to love you
アイ ワズボーン トゥ ラヴユー

With every single beat of my heart
ウィズエヴリシングルビート オブマイハート



【解釈】

◇ I was born 
   私は生まれた

be born で「生まれる」。 born はもともとは「(子)を生む」という意味の動詞 bear の過去分詞から。

なので be born は「生まれられる(?)」っていう受動態から?


◇ I was born to love you

   私は君を愛するために生まれた

to不定詞(to+動詞の原形)で「~するために」。

「~するために」は動詞(ここでは was born)を修飾するので「副詞句」。つまりいわゆる副詞的用法。

◇ with every single beat of my heart
   私のハートの鼓動(ビート)の一つひとつで

every のあとに来る名詞は複数ではなく単数形なので beat(鼓動)は単数形。

この前置詞 withは「~でもって」という感じ。


全体で:

I was born to love you 
With every single beat of my heart. 

お前を愛するために生まれた
おれのハートのビート一つひとつで


続く歌詞:

Yes, I was born to take care of you
Every single day of my life

イェス アイワズボーントゥティ(ク)ケアオヴユー
エヴェリシングルデイ オヴマイライフ

そう、俺はお前を大切にするために生まれた
おれの人生の一日一日ごとに


◇ I was born で始まる歌でもう一つ有名なのは、Sam Cooke(サム・クック)という人が歌った "A Change Is Gonna Come" 。 こちらは 1964年。

I was born by the river in a little tent.

アイワスボーン バイザリヴァ イナリトルテント

俺は川沿いの小さなテントで生まれた。